- 名刺作成におすすめのフリーソフトが知りたい。
- 個人で使うので、お金をかけずに名刺を作りたい。
- テンプレートを使って、簡単に名刺を作りたい。
- 急いでいるので、今すぐに名刺を印刷したい。
この記事では、印刷会社の営業マンとして20年の経験を持つ筆者が、
サクッと名刺が印刷できる、おすすめのフリーソフトを紹介しています。
この記事を読んでいただければ、お金をかけず、しかも簡単に名刺作成ができます。
ぜひ、参考にしてくださいね!
名刺用紙の選び方はこちら
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ラベル屋さん

名刺作成フリーソフトのイチ押しは「ラベル屋さん」です。
ラベル屋さんにはWEB版とインストール版がありますが、
WEB版ならサイトにアクセスすれば、すぐに使えて、気軽に試せます。
ラベル屋さんの強みはテンプレートの多さで、
ビジネス用からプライベート用まで701種類も用意されています。
テンプレートを選んで、名前や住所を入力すれば、名刺のデザインが完成するので、
初めて名刺作成をする方や、デザインが苦手な方でも簡単です。
それと、ラベル屋さんは、対応している名刺用紙の種類が豊富です。
高級感のある名刺や、写真を使った名刺を作りたい方にもおすすめ。

ラベル屋さんの特徴
- テンプレートを選んで、名前や住所を変更すれば簡単に名刺ができる!
- 無料で使える名刺テンプレートが701種類でダントツに多い。
- WEB版はサイトにアクセスすれば、すぐに使える。
- 対応している名刺用紙の種類が多い。
※テンプレート数は2023年4月25日に確認しました。
らくちんプリント

らくちんプリントは、パソコン周辺機器のELECOMが提供している名刺作成ソフト。
ドラッグ&ドロップの操作が中心で、ワードやエクセルの経験者ならすぐに使えます。
ただし、テンプレートの数が少なく、用紙によっては使えるテンプレートが無いので、
初心者や簡単に名刺を作りたい方には厳しい。
テンプレートを使わなくても、いちから名刺のデザインができる方におすすめします。

らくちんプリントの特徴
- 多彩で高機能な名刺作成ソフト。
- テンプレートの数が少ない。
- インストール不要のWEB版はすぐ使える。
合わせ名人
合わせ名人は、宛名ラベルの印刷に人気があるフリーソフトです。
あまり知られていませんが、実は名刺の印刷もできるんです。
名刺を作るには、テキストボックスを使って文字を入力・編集します。
ラベル印刷に使っている方なら、すぐに作れますよ。
「ラベル屋さん」や「らくちんプリント」に比べると、
文字装飾や画像編集が弱いですが、そのぶんシンプルで使いやすい。

■合わせ名人のテンプレート
テンプレートは、シンプルでお洒落なビジネス用の名刺が揃っています。
合わせ名人の特徴
- 高度な編集はできないが、シンプルで使いやすい。
- ラベル印刷で使っている人なら編集方法は同じなので、すぐ使える。
- テンプレートのデザインはビジネス向け。
- ダウンロード不要ですぐに使えるWeb版もあります。
Canva

Canvaはインターネットを使ったフリーのデザインサービスです。
ドラッグ&ドロップ操作がメインで使いやすく、
スマホでからでも簡単に名刺を作れます。
無料会員でも、基本的な編集機能と8,000以上のテンプレートが使え、
誰でもデザイナーが作ったようなお洒落な名刺を作れます。
さらに、名刺を印刷して自宅へ届けてもらうことも可能なので、
印刷の質にこだわりたい方でも安心です。

canvaの名刺テンプレートは、海外仕様のサイズなので、日本の名刺サイズより一回り小さいです。
日本国内で使う名刺なら、「91×51mm」のカスタムサイズで作ってくださいね。
デザイン満彩

デザイン満彩は、名刺作成用のフリーソフトとして配布されていましたが、
2019年1月24付けでサポートを終了し、ダウンロードができなくなりました。
現在は、名刺を中心としたデザインテンプレートを配布する
ポータルサイトとして運営されています。
名刺のデザインテンプレートは、9点と少ないですが、
氏名や住所をサイトから入力するだけで名刺印刷用のデータができます。
名刺作成ソフトを使うのが面倒な方や、とにかく簡単に名刺が作りたい方は、
デザイン満彩をいちど試してみてくださいね。
※デザインテンプレート数は2023年4月25日に確認しました。
ラベルプロデューサー
ラベルプロデューサーは、maxell用紙専用の名刺作成ソフトです。
文字入力や写真挿入などの基本的な編集はできますが、
長い間アップデートされていなく、一昔前のソフトといった印象。
実際にmaxellの名刺用紙を購入して使ってみたところ、
購入した用紙の品番がラベルプロデューサーに
登録されていなくて戸惑いました。
これから名刺作りを始めるかたには、ちょっと厳しいソフトです。

♪名刺

「♪名刺」は、操作が単純明快で、時間をかけずにサクッと名刺が作れるフリーソフトです。
編集機能は必要最低限ですが、その分わかりやすく、
初めての方でも20分もあれば名刺を作れます。
とにかく、簡単にサッと名刺を作りたい方にオススメです。
♪名刺の特徴
- 編集と操作はシンプルで単純明快。
- サクッと簡単に名刺が作れる。
- ガイドラインと縦横の定規でレイアウト・文字揃えが楽。
名刺を作ろう!

「名刺を作ろう!」はオーソドックスな名刺作成のフリーソフトです。
操作はドラッグ&ドロップ中心で、サクサクと名刺が作成できます。
マス目(グリッド線)の表示があるので、位置を揃えやすく編集しやすい。
ただし、デザインテンプレートが無いので、初心者には難しいかも。
それと、切り取り用のマークを入れてA4の用紙に印刷するので、自分好みの用紙を使えます。
カットする手間はありますが、高級紙や特殊紙を使えば、個性的な名刺ができますよ。
名刺を作ろう!の特徴
- 編集機能は必要最低限だが操作しやすい。
- テンプレートが無いので、初めての方には難しい。
- カットの手間はあるが、用紙の自由度は高い。
- 特殊紙や高級紙を使った名刺が作れる。
名刺MAKER

名刺MAKERは、シンプルな名刺作成のフリーソフトです。
文字の入力編集だけではなく、簡単な図形や写真の挿入もできます。

ポイント
名刺MAKERは、Windouwsで標準サポートされていないLZH形式で圧縮されています。
LZH形式を解凍するにはフリーソフトのLhaplusがおすすめです。
my名刺倶楽部Free

「my名刺倶楽部Free」は、名刺作成ソフト「my名刺倶楽部」の無料お試し版です。
使えるテンプレートやフォントに制限がありますが、
編集機能は製品版と同じなので、購入前に操作感や機能をお試しできます。
ただし、利用するにはユーザー登録と、90日ごとにアクセスキー更新が必要です。

ずっと使い続けるのは、アクセスキー更新が手間なのでおすすめしません。
あくまでも「my名刺倶楽部」の体験版です。
my名刺倶楽部Freeの特徴
- my名刺倶楽部を購入前にお試しできる。
- 40以上の用紙メーカーに対応しているので用紙を選ばない。
- 使用するにはユーザー登録と、90日ごとのアクセスキー更新が必要。
My Card Maker

My Card Makerは、インターネット上で、名刺作成ができるオンラインフリーソフト。
インストール不要で、インターネット環境があれば、どこからでも利用できます。
ほとんどの操作がドラッグ&ドロップなので直感的でわかりやすく、
画像をアップロードして編集できるので、凝ったデザインの名刺も作成可能です。
ただし、ファイルの保存形式がプロが使うラスタ/ベクタ形式なので、
Adobe社の「Illustrator」のようなプロ用編集ソフトが無いと保存ファイルを開くことが難しい。
それと、データの保存をするには、氏名・住所・メールアドレスを
送信する必要があるのは少し面倒に感じました。
mPrint

mPrintは、オーソドックスな名刺作成用のフリーソフト。
文字入力はもちろん、写真やマークの挿入が簡単にできます。
A4サイズの厚紙にカット線入りで印刷して、自分でカットすれば名刺のでき上がりです。
ブログ名刺やコス名刺など個人で名刺を作るのにピッタリなフリーソフトです。

自作するより、ビットブレーンの方が安上がり?

■全てビットブレーンで印刷した名刺です。
ここまで、名刺作成用のフリーソフトを紹介してきましたが、
実は、名刺印刷のビットブレーンなら名刺を自作するより、安く印刷できるんです。
印刷料は、片面モノクロ名刺100枚で190円~。
ネコポス配送なら、送料と合わせて450円~で自宅に届きます。
これなら名刺を自作するより、ビットブレーンに頼んだほうが安いですよね。
もちろん、自分名刺と比べて印刷のクオリティが高く、
ビジネス用で使っても恥ずかしくありません。
デザインテンプレートを使って、簡単に注文できるので、
気になった方は、ビットブレーンを確認してくださいね。
ビットブレーンのポイント
- 自作するより安く名刺を印刷できる。
- テンプレートを選んで簡単注文。
- 印刷のクオリティが高い。
- 納品が速い(16時までの注文で当日出荷)。
さいごに
今回紹介したフリーソフトを使えば、簡単にオリジナル名刺を作成できますので、
いちど名刺作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
では、この辺で失礼します。