- SNSのアイコンにオリジナルのイラストを使ってみたい。
- 初めてイラストの依頼をしたいので、おすすめのサイトを教えて欲しい。
- 個人でも気軽にイラストを依頼できる、格安のサイトが知りたい。
- フリー素材だと、手抜き感が満載で、どこかで見たイラストになるからイヤ。
こんな方のために、個人でイラストを依頼できるサイトの比較や、
イラストが完成するまでの流れを、わかりやすくまとめました。
参考にすれば、初めての方でも、かんたんにイラストの依頼ができますよ。
ぜひ、自分だけのイラストやアイコンを描いてもらってくださいね。

\全てのサイトを試して厳選!/
個人でイラストを依頼する方法は?
イラストを依頼するには、検索エンジンやSNSでイラストレーターさんを探して
依頼する方法、イラスト制作会社に依頼するなど色々な方法があります。
ただし、SNSや検索エンジンで検索する方法だと、探す時間と手間がかかりますし、
個人同士の取引なので、金銭のやり取り・個人情報の流失・著作権のトラブルが不安です。
イラスト制作会社へ依頼する方法もありますが、
個人だとあまり相手にしてもらえませんし、価格も高額になります。
そこで、おすすめなのがココナラなどのイラストを依頼できるサイトを使う方法です。
なぜなら、多くのイラストレーターさんが登録されているので探す手間が省けますし、
イラストの価格が格安なので個人でも依頼しやすく、
しかも仮払いシステムで金銭トラブルもありません。

仮払いシステムは、報酬を前払いで仮決済して、
納得できる成果が納品されたら承認して報酬を支払うシステムです。
イラスト依頼サイトのメリット
- 金銭のやり取りが簡単、しかもトラブルが無い。
- イラストレーターが多く登録しているので、探す手間が省ける。
- イラストが格安なので、気軽に依頼できる。
- 匿名でやりとりするので個人情報が流失しない。
- 万が一のトラブル時は運営会社に相談できる。
イラストの依頼ができるサイトランキング
この記事を書くにあたって、実際に10のイラストが依頼できるサイトを試しました。
その中でも、特に良かったサイトをランキング形式で紹介しようと思います。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
サイト名 | ココナラ![]() | SKIMA | スキロッツ | ランサーズ |
イラスト出品者 | 69,233 | 39,086 | 3,549 | --- |
イラストの相場 | 1,500~5,000円 | 2,000~3,000円 | 10,000円~ | 3,000円~ |
サイトの使いやすさ | 使いやすい | 使いやすい | 使いやすい | やや使いにくい |
特徴 | ジャンルが多彩、出品者が多い。 | アニメ・萌え系が中心。 | プロの方が多い。 | ビジネス用イラストが得意。 |
※イラスト出品者数は2023年3月2日調べ、評価は個人の意見です。
総合的にはココナラが一番です!
その理由は以下の通り。
ココナラをおすすめする理由
- 初めての方でもサクッと依頼できる。
- 5,000円までの出品が多くイラストが格安。
- イラストレーターが圧倒的に多い。
- アイコンから商用イラストまでジャンルが多彩。
- 初回登録時に割引クーポンをもらえるのでお得!
※各サイトについては次章でくわしく紹介します。
個人でイラストを依頼できるサイト10選
では、個人でイラストを依頼できるおすすめサイトを、くわしく紹介したいと思います。
実はこの記事を書くまではイラストを依頼できるサイトはココナラとランサーズしか
知らなかったのですが、他にもサイトがたくさんあってビックリしました。
できるかぎり実際にイラストを依頼して調べたので、サイト選びの参考にしてくださいね。
筆者のおすすめはココナラ
おすすめの出品者さん
ビジネス向けのイラストなら「こずまも」さんがおすすめです。
ほっこりと心が癒されるイラストなので、チラシや冊子にとても使いやすいです。
それと、シンプルから美形までタッチが選べる似顔絵が大人気で、SNSのアイコンや名刺にピッタリ!
応対がとても丁寧で、気持ちよく取引できる出品者さんです。
ココナラは、仕事をしたいイラストレーターやライターなどのスキルのある人と
仕事を依頼したい人をマッチング(仲介)するサイトです。
占いや法律相談など多岐にわたるスキルを出品できることや、
TVコマーシャルを多く流しているので、ユーザー数がうなぎ上りになっています。
ユーザー数が多く、稼ぎやすいので腕の立つプロから趣味でイラストを描いている方まで、
大勢のイラストレーターが集まっているのが特徴です。
イラストレーターが多く集まっているので、出品されているイラストのジャンルも
自然と多彩になり、SNSアイコンからビジネス用まで、なんでも揃っています。
イラストの依頼をするなら、まずココナラで探してみる事をおすすめします。
■各サイトのイラスト出品者数
サイト名 | イラスト出品者数 |
ココナラ | 69,233 |
SKIMA | 39,086 |
スキロッツ | 3,549 |
※2023年3月2日調べ

(SKIMAと比べて約1.77倍、スキロッツと比べて約19.5倍)
自分好みのイラストが見つかったらサービス内容を確認し、
そのまま購入ボタンを押してイラストの代金を支払う。
これだけでイラストの依頼ができます、あとはトークルームで要望を伝えればOKです。
ただし、先に見積もり・相談のメッセージを送ってほしい出品者さんも多いので、
サービス内容を確認してくださいね。
おすすめの出品者さん
かわいいイラストなら「あかつき ひなさん」がおすすめです。
ココナラからプロ認定されているイラストレーターさんで、
クオリティの高いイラストを手頃な価格で依頼可能です。
レスポンスが速く、応対が丁寧なので気持ちよく取引できました。
総販売実績は3,000件以上、評価も最高レベルで、安心して依頼できます。
ココナラのイラストが格安な理由
イラストの価格は出品者が決めますが、ココナラを見てみると、
かなり安くひかえめな価格で出品している人が多く目につきます。
しかも、販売実績が多くランクが高い方でも、かなり安い価格で設定していることも......
これは、ココナラでは販売実績と評価を参考に購入する方が多いので、
安く受注しても、しっかり対応することで販売実績と高評価が増え、
どんどん購入されやすいサイクルになるからです。
安くても販売実績と高評価を集めたい出品者にとってはメリットがありますし、
購入者にとっても、イラストを安く買えるメリットがあるというわけです。
だから、ココナラではイラストを1,500円~という驚きの価格で依頼できるのです。
ココナラに出品されているイラストの相場は?
イラストの価格 | 出品件数 | 全体に占める割合 |
~3,000円 | 40,157 | 58.0% |
4,000円~5,000円 | 12,825 | 18.5% |
6,000円~9,000円 | 6,908 | 10.0% |
10,000円以上 | 9,343 | 13.5% |
合計 | 69,233 |
※2023年3月2日調べ 小数点第2位を四捨五入。
※数値は「イラスト・漫画」カテゴリーを予算で絞り込みしました。
ココナラでは、5,000円もあれば、イラストの購入ができるので、初めての方でも頼みやすいです。
ココナラで出品されているイラストの価格は、1,500円~5,000円がメインで、全体の約76.5%です。
なかでも、3,000円以内でイラストを描いてくれる方が、全体の58%で一番多く、
その次に、4,000円~5,000円で描いてくれる方が18.5%と続きます。
SNSアイコンならSKIMA
おすすめの出品者さん
SKIMAでおすすめの出品者さんはkooriさん。
SKIMAでトップクラスの出品者で、しっかりヒアリングしてイラストを仕上げてくれます。
しかも、手頃な価格で依頼しやすく、初めての方におすすめです。
SKIMAは、趣味や副業でイラストを描いている方が多い、
イラストのフリーマーケットみたいな楽しいサイトです。
ココナラと比べるとアニメ系や萌え系のイラストが多く、若い方向け。
3,000円程度のSNSアイコン用のイラストが中心なので、
SNSアイコンを低予算で作りたい方におすすめです!
※イラストのクオリティは出品者によってかなり差があります。
クオリティが低い出品者を、ちらほら見かけるので注意してくださいね。
SKIMAはキャラ販売が面白い

■このイラストはSKIMAのキャラ販売で買いました。
SKIMAでは、イラストレーターの方が創作した完成済みの
オリジナルキャラクターを販売する「キャラ販売」コーナーがとても面白いです。
オリジナルキャラクターに表情やポーズ違いなど数種類を付けて、
著作権譲渡込みで販売されており、キャラは購入者が自由に使う事ができます。
例えば、購入したイラストでキーホルダーなどのオリジナルグッズを作ることだって可能です。
購入も簡単で、「購入ボタン」を押して決済すれば、すぐにイラストをダウンロードできます。
ちなみに上にある僧侶のイラストも、SKIMAのキャラ販売で3,000円だったので、
ついつい衝動買いしちゃいました!
SKIMAのキャラ販売は、やりとり無しですぐにイラストが欲しい方、
オリジナルキャラを著作権ごと買い取って自由に使いたい方におすすめですよ。
関連記事⇒【初心者向け】アクリルキーホルダー製作におすすめの印刷所6選
SKIMAに出品されているイラストの相場は?
イラストの価格 | 出品件数 | 全体に占める割合 |
~3,000円 | 20,306 | 52.0% |
3,001円~5,000円 | 8,565 | 21.9% |
5,001円以上~9,999円 | 4,630 | 11.8% |
10,000円以上 | 5,585 | 14.3% |
合計 | 39,086 |
※2023年3月2日調べ 小数点第2位を四捨五入。
※数値は商品検索から受付中の出品者を価格で絞り込みました。
SKIMAで出品されているイラストの相場は1,000~5,000円で、全体の約73.9%です。
その中でも3000円以内がメインの価格帯で、全体の約52%です。
これなら、個人でも気軽に依頼できますよね。
それと、SKIMAには、趣味でイラストを描いている方も多く、
クオリティはそれなりですが、格安を通り越した価格の方がいるのも特徴です。
プロに依頼できるスキロッツ
スキロッツは、登録されている方のほとんどがプロまたはセミプロのイラストレーターです。
価格は高めですが、クオリティとコストパフォーマンスが高く、
「このクオリティのイラストがこんな値段でいいの?」と思うほどです。
ゲーム用のオリジナルキャラや同人誌の表紙や挿絵のイラストなど、
値段よりもイラストのクオリティを重視したい場合におすすめです。
それと、ココナラやSKIMAが、個人同士の取り引きなのに対して、
スキロッツではイラスト購入者とイラストレーターの間にスキロッツが仲介者として入ります。
これにより、トラブルがあったときはスキロッツが責任を取ってくれますし、
サポートも厚いので安心してイラストを依頼できますよ。
スキロッツに出品されているイラストの相場は?
イラストの価格 | イラストレーター数 | 全体に占める割合 |
~3,000円 | 148 | 4.2% |
3,000円~4,999円 | 179 | 5.0% |
5,000円~9,999円未満 | 726 | 20.5% |
10,000円以上 | 2,496 | 70.3% |
合計 | 3,549 |
※2023年3月2日調べ 小数点第2位を四捨五入。
※数値はイラストカテゴリーで料金の目安で絞り込みました。
スキロッツに出品されているイラストの相場は、最低でも5,000円からになります。
プロの方なら最低10,000円~で、セミプロレベルの方なら5,000円~といったところです。
ただし、スケジュールが空いていれば、普段は価格の高いプロの方でも、
安い予算の依頼に応募してくれる事もあります。
プロの方からへ低価格でイラストの依頼ができるチャンスなので逃さないようにしましょう。
ポイント
スキロッツはイラストの相場は高めですが5,000円程度の予算でイラストを公募をしても、じゅうぶん応募がありますので安心して下さい。
予算5,500円でイラストを公募したところ、セミプロレベルの方10人から応募がありました。
ランサーズ

■このイラストはランサーズで依頼しました。
ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
企業が外注先として利用している事が多く、フリーで活躍するイラストレーターが多く集まっています。
チラシや冊子の挿絵に使うシンプルなイラストや、企業向けのオリジナルキャラなど
ビジネス向けのイラストを依頼したいならランサーズがおすすめです。
ポイント
クラウドソーシングサイトは、簡単に言うと、仕事を依頼したい人へ仕事したい人をマッチング(紹介)するサイトのことです。
イラストの依頼方法は、内容を掲示して提案を集め、
気に入った提案者と仕事を進めるプロジェクト形式と、完成済みのイラストを募集して、
その中から気に入ったものを選んで報酬を支払いするコンペ形式が主流です。
プロジェクト形式は、提案を募集するだけなら無料で、
気に入った提案者がいなければキャンセルすることもできます。
ただし、予算が少ないと、提案の質も下がります。
個人で、じっくり相談しながらイラストを作成したい方におすすめです。
コンペ形式は事前に報酬を仮払いする必要がありますが、
受注者側は前もって報酬が支払われているので、
安心感があることから提案が集まりやすいです。
複数の提案を集めて、比較検討したうえで決めたい方や、企業として依頼したい時におすすめです。
クラウドワークス
クラウドワークスはランサーズと並ぶ、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
イラストの依頼方法はランサーズと同じで、プロジェクト形式とコンペ形式が主流になります。
体感的にですが同じ条件で募集をすると、クラウドワークスの方がランサーズより提案が多く集まります。
例えば、ランサーズで募集して応募の無かったイラスト案件(おそらく予算が少ないのが問題)を、
同じ条件でクラウドワークスで応募したところ、10件以上の応募がありました。
※ただし、実績が少ない方が多かったです。
提案を多く集めたい方、予算が少ない方、ランサーズで募集しても応募者が無かった方は、
クラウドワークスも試してみてくださいね。
タノムノ
タノムノは、イラストレーターの制作活動を支援する目的で
ボランティアで運営されている「イラストを依頼したい人」と
「イラストの仕事を受けたい人」をつなげるサイトです。
依頼主とイラストレーターのどちらからも手数料は受け取っておらず、
代金の支払いは、依頼主とイラストレーターが直接おこなうので、
支払った代金はそのままイラストレーターの収入となります。
好きなイラストレーターさんがいるなら、タノムノで依頼した方が
収入が増えるので応援になります。
タノムノで安全に取引するならアズカリ
ただし、タノムノは個人同士の取引なのでトラブルに注意してください。
- イラストの代金を先払いしたら連絡が取れなくなった。
- 取引相手に個人情報を悪用された。
このようなトラブルを避けるために、
個人間の取引が安全にできる「アズカリ」の利用がおすすめです。
アズカリを使うメリットは、支払いトラブルの回避と個人情報の保護です。
代金をアズカリに預かってもらい、イラストが納品されたら支払いを許可するので、
代金を支払ったのに、イラストが納品されないトラブルを回避できます。
それと、代金はクレジットカードかコンビニ払いでアズカリへ支払うので、
氏名・振込先などの個人情報を取引相手に教える必要がありません。
タノムノでも「アズカリで取引可能」と出品内容に表記されている方が増えているので、
アズカリを利用して取引する事をおすすめします。
イラストAC
イラストACは、膨大な数のイラストを無料でダウンロードできるサイトです。
チラシや店内ポップなどの広告物や、冊子の挿絵に使える
シンプルなイラストが多く、僕もよく利用しています。
あまり知られていませんがイラストACでは、作者さんに直接イラストの依頼ができるんです。
依頼方法は、作者ページにある「お仕事依頼メールを送る」を押して、概要を入力して送信します。
そうすると、後で作者さんからメールで連絡がくるので、細かい内容を打ち合わせて依頼します。
同じ印刷物に作風が違うイラストを使うと違和感が出るので、
作風を揃えてイラストを作りたい時に便利です。
ただし、お仕事依頼を受けない作者さんもいて、
その場合は「お仕事依頼メールを送る」ボタンがありません。
人気ランキングに入るような有名な作者さんは、お仕事依頼を受けない方が多いようです。
SKEB(スケブ)
SKEB(スケブ)は、自分の好きなイラストレーターに、
有償でイラストを依頼して応援できるサイトです。
最初のリクエスト以降は、打ち合わせ・リテイク(修正)が一切できず、
著作権もイラストレーターが保持するイラストレーター優位の内容ですが、
ファンにとっては、憧れのイラストレーターから描いてもらえる夢のようなサイトです。
注意点として、描いてもらったイラストは、
個人観賞とSNSのアイコン画像に限って利用可能と定められいるので、
印刷物やWebサイトなどでの利用は、最初のリクエスト時に本文へ用途を記載する必要があります。
skebの相場はいくら?
skebのイラスト依頼料ですが、こちらから価格を指定してリクエストを送信し、
クリエイターが承認すれば成立する仕組みです。
skebの公式twitterによると全リクエストの平均価格は1万円台で、
適正価格がわからない場合は、とりあえず5,000円でリクエストすればいいようです。
相場が分からない!という場合はまずは内容に関わらず「5,000円」で投げてみてください。
リクエストが承認されない限りは代金は決済されませんのでじゃんじゃん試しに送ってみるのが良いと思います。
全リクエストの平均価格は1万円台です。
— Skeb (スケブ) (@skeb_jp) ⇒skebの公式twitterのツイートより引用。
pixiv
pixivとはイラスト・漫画・小説の投稿を通じて交流するSNSサイトで、
多くのイラストレーターさんがユーザー登録しています。
イラストの依頼を受け付けているイラストレーターさんも多いので、
気に入った方がいたら連絡先へメッセージを送ってみましょう。
※名前の後ろに「@仕事募集中」と付いていたりお仕事掲示板に募集内容が投稿されいます。
ただし、イラストレーターさんとの直接の取引になるので、
支払いトラブル防止と個人情報保護の為に「アズカリ」の利用をおすすめします。
ポイント
要望をリクエストしてイラストを有償で描いてもらうリクエスト機能がpixvに追加されました。
打ち合わせ・イラストの修正はできませんが、好きなイラストレーターさんを応援できます。
(skebと似たようなサービスです)
nizima
nizimaはイラストを立体的に動かせるソフト「Live2D」で作った、
ゲーム・VTuber用などのイラストの売買(依頼)ができるサイトです。
公式マーケットでは、完成済みのオリジナルキャラクターが、
動かせる状態で販売されているので、すぐに購入できます。
もちろん、マーケットで出品されている作品を購入するだけでなく、
気に入った作者さんへイラストの依頼をすることもできます。
価格も意外と安く、3,000~5,000円で出品されている作品が多いので、
気軽にオリジナルキャラクターを購入できますよ。
Vtuberやゲーム制作に興味がある方は、いちどnizimaをのぞいてみてくださいね。
twitterで依頼
twitterの#アイコン依頼には、アイコン制作者さんが多く集まり依頼の募集をしています。
イラストの練習としてアイコン制作をしている方が多く、制作料は1,000~2,000円程度です。
さらに、#無償依頼には、無料でアイコン描いてくれる
アイコン制作者さんが多く集まり、アイコンを描いてプレゼントしています。
ただし、どちらも依頼希望者が殺到するため、ほとんどが抽選になります。
そのため、すぐにイラストが欲しい方には向かないので、ご注意ください。
イラスト依頼の流れ(初めての方向け)
ここまで、個人でイラストを依頼できるサイトを紹介してきましたが
ここでは、初めての方向けにイラスト依頼の流れを解説したいと思います。
イラスト依頼の流れ
- イラストレーターへ概要を相談
- ヒアリング
- ラフ案の確認
- 線画の確認
- 仮着色の確認
- 仕上げ(納品)
- 評価
おおよその流れはこんな感じになります、順を追って説明していきますね。
イラストの概要を相談
こちらが僕が実際に送ったメッセージです。
あらためて見ると僕の相談メッセージは依頼内容がアバウトですね。
いきなり、購入するよりイラストの概要・使い道・予算・納期などを
メッセージで相談した方がスムーズに進みます。
依頼内容は詳細に
- 概要・使い道:例えば「SNSアイコンに使うかわいい猫のイラスト」など。
- 納期:いつまでに(どれくらいの期間で)イラストが欲しいのか。
- 作画範囲: イラストをどこまで描くのか?(顔だけ・バストアップ・全身)
- 作画サイズ:SNSアイコンなら480×480以上をおすすめします。
- 解像度 :300dpi(※)がおすすめ(カラー印刷にも耐えれます)。
- ファイル形式 :PNG又はJPEGがおすすめです。
※解像度の単位「dpi」とは、1インチの中にどれくらいドット(点)が
入っているかの密度を表わし、数値が高いほど高解像度です。
SNSアイコンのサイズについて
アイコンとヘッダーのサイズは、SNSごとにそれぞれ違いますが、
サイズのいちばん大きいLINEに合わせて作っておけば、
画像編集ソフトでリサイズすることで他のSNSでも使い回し出来ます。
画像のリサイズができない方は、イラストレーターさんに
サイズ違いの画像を作ってもらえないか交渉してみましょう。
それと、推奨サイズ以下の画像を使うと、画像が荒くなるので注意してくださいね。
■主なSNSのアイコンとヘッダーの推奨サイズ
SNSの名称 | アイコンの推奨サイズ | ヘッダーの推奨サイズ |
400×400 | 1500×500 | |
LINE | 480×480 | 720×1280 |
320×320 | 820×315 | |
320×320 |
※サイズの単位はピクセルです。
ヒアリング
詳細をイラストレーターさんへ伝えて、イラストのイメージをお互いにすり合わせます。
キャラのイメージ(委員長キャラやツンデレなど)・ポーズ・髪型・色の系統など
をしっかり伝えましょう。
ヒアリングをしっかりやっておかないと、
直しが多くなりお互いに時間の無駄になるので、注意してくださいね。
もし、イラストのイメージが固まっていない場合は、
イラストレーターさんへおまかせで作ってもらえば大丈夫なので安心して下さいね。
ただし、まかせておいて「こうじゃなかった」と文句いうのはやめましょう。
僕の失敗談
事前のヒアリングをいい加減にやったせいで、笑顔の女の子が欲しかったのに、
悲しげな女の子のラフが提出され、描き直してもらい、迷惑をかけた事があります。
ラフ案の確認
イラストレーターさんからラフ案が送られてきますので確認します。
左側のOLさんはもっと、元気なイメージにして欲しいし、
メガネもいらないと感じたので修正を依頼しました。
ポーズの変更は参考になる画像をgoogleの画像検索で探してアドレスを送ると、わかりやすいです。
修正してもらったOLさんのラフ案がこちらです、イメージ通りですね。
ラフ案の修正が終わったら線画の工程へ進みます。
ポイント
ラフ案の段階ならポーズや構図など大きな修正も可能です。
しかし、ラフ案の確認が終わってからの大きな修正は、最初からやり直しになるため、
できないか追加料金が発生する事が多いです。
線画の確認
ラフ案を清書した「線画」を確認して、問題が無ければ仮着色へ進みます。
線画の段階では、表情や手の位置など細かい部分の修正が可能です。
※線画の確認は無しで仮着色から確認のクリエイターさんも多いです。
仮着色の確認
仮着色する前に色について詳細に決めておきましょう。
もし、色のイメージがわかない時は、イラストレーターさんに相談してみてください。
確認して問題なければ仕上げに進みます。
OLさんは少し茶髪で紺の事務服でとイメージでとお伝えして、
残りの二人はイメージが無かったので提案していただきました。
仕上げ処理(納品)
仮着色した画像に影などをいれててキャラは完成です。
動きを付けるために左右のキャラに角度をつけ、背景色と文字入れをして完成。
最後に、イラストレーターさんへ納品処理してもらい評価をして取引は終了です。
※この画像は以前、この記事のタイトル画像に使っていました。
まとめ:個人でもイラスト依頼できるサイト
今回は個人でイラストを依頼できるサイトを僕の知る限りまとめました。
ポイント
- 初めてならサイトが使いやすく価格が安いココナラ。
- 萌えイラストのSNSアイコンを依頼したいならSKIMA。
- 費用が高くても、こだわりのイラストを依頼したいならスキロッツ。
- ビジネス向けイラストならランサーズ。
今回紹介したサイトだけで10もあるので、どのサイトを使うか迷うかもしれません。
そんな時は、サイトが使いやすいココナラで、
お気に入りのイラストレーターさんを探してみてくださいね。