- 個人で少量(1個から)のオリジナルマグカップを作りたい。
- 写真入りのマグカップを簡単に作れるサイトが知りたい。
- 各サイトの完成サンプル(写真)が見たい。
- オリジナルマグカップを作成する時の注意点は?
この記事では、印刷会社の営業マンとして20年の経験を持つ筆者が、
1個からオリジナルマグカップを作成できる、
おすすめの印刷会社を実際に試して比較しています。
作成したオリジナルマグカップの写真や感想も掲載しているので、
完成サンプルが見たい方、口コミが知りたい方にもおすすめです。
ぜひ、参考にして自分だけのマグカップを作ってくださいね!
写真入りオリジナルマグカップ作成おすすめサイト
今回はこちらの写真を使って「ME-Q]「オリジナルプリント」「ビスタプリント」など、
合計6社で実際にマグカップを作って比較しました。
印刷会社名 | ME-Q | オリジナルプリント.jp | vistaprint | マグカップマーケット | オリジナルグッズラボ | ラクスル |
注文の簡単さ | ||||||
価格(1個) | 800円 | 1,089円~ | 1,100円~ | 1,100円~ | 1,694円~ | 2,083円~ |
価格(10個) | 8,000円 | 9,130円~ | 10,010円~ | 11,000円~ | 16,093円~ | 10,874円~ |
送料 | 500円 | 500円(6,000円以上無料) | 600円(2,500円以上無料) | 680円 | 170円(3,500円以上無料) | 全国送料無料 |
納期 | 4営業日出荷~ | 3営業日出荷~ | 7日程で着 | 3営業日出荷~ | 3営業日出荷~ | 7営業日ほど |
マグカップの種類 | 1 | 24 | 1 | 4 | 13 | 6 |
仕上がりのキレイさ | ||||||
発色の良さ | ||||||
特徴 | スマホから簡単、安い | 仕上がりがキレイ | テンプレートが豊富 | データ作成おまかせ可能 | グッズ販売したい方向け | 1個から送料無料 |
※価格は陶器製・ME-Qは82×95mm、ラクスルは80×90mm、その他は直径8×高さ9.5cmサイズの全周プリントです。
※注文の簡単さ・仕上がりのキレイさ・発色の良さは個人の感想です。
僕がおすすめしたいのは、「ME-Q」です。
スマホでイラストや写真をアップロードすれば、簡単にオリジナルマグカップが作れます。
しかも、価格が格安なので、気軽に注文できますよ。
Amazonアカウントが使えるので、会員登録と支払いが簡単なのも便利です。
では、各印刷会社を詳しく説明していきますね。
ME-Q
ME-Qはスマホからオリジナルマグカップを気軽に作れるサイトです。
スマホと写真だけあれば、誰でも簡単に写真入りオリジナルマグカップを作れます。
1~10個までの価格が安いので、個人でマグカップを作りたい方に最適。
今回、紹介している業者の中で、マグカップを1個作った時の価格が一番安かったです。
編集画面はスマホで簡単に操作できるよう調整され、
写真の挿入や拡大縮小、文字の入力など全てタップで操作できます。
参考価格⇒マグカップ1個1,300円(本体800円+送料500円)
※Amazon会員の方は、Amazonアカウントで支払いができます。
■ME-Qでマグカップを1個作るのにかかる費用
マグカップ(陶磁器 82×95mm) | 800円 |
送料 | 500円 |
合計 | 1,300円 |
※価格確認日2022年3月27日(税込)
\スマホでマグカップを作ろう!/
オリジナルプリント.jp
オリジナルプリント.jpは、マグカップの素材や印刷の仕上がりに
こだわりたい方におすすめのサイトです。
印刷できるマグカップの素材は24種類で、定番の白マグカップから、
変わったものだと金や銀のマグカップまで、全部で24種類から選べます。
印刷の仕上がりも、今回試したサイトの中でいちばんキレイでした。
それと、手書きのラフからデータを無料で作成してくれるサービスがあるので、
データ作成に不安がある方におすすめです。
※「データ作成」サポートサービス
さらに、ネットショップ大手のBASE・Shopifyと連携していて、
デザインした商品を在庫無しのノーリスクで簡単に販売できます。
イラストやデザインに自信がある人なら販売して収入を得ることだって可能です。
無料のデザインツールは使いやすく、直感で操作でき、
初めての方でも簡単に印刷用データを作れます。
編集したマグカップを3Dで確認できるので、印刷イメージがわかりやすいです。
オリジナルプリント.jpでマグカップを注文してみました。
段ボール箱に入って、個別に大きなプチプチで包装されて届きました。
これなら配送中に割れることもないですね。
左は通常のマグカップ箱、中央はオプションの四角窓付きカラーボックス、
右がオプションの取っ手付きカラーボックス(イエロー)です。
プレゼント用に使うなら、通常の白い箱だと少し味気ないので、
有料ですがオプション箱を使う方がおすすめですよ。
こちらがオリジナルプリント.jpで作成したマグカップの写真です。
仕上がりのキレイさは、今回試した5社の中で
オリジナルプリント.jpが一番良かったです。
特に感じたのが解像度の高さで、他社ではボケて印刷されている写真の細かい部分も、
オリジナルプリント.jpでは、ハッキリ鮮明に印刷されています。
発色も鮮やかで、元の写真よりキレイに感じるほどです。
■オリジナルプリント.jpでマグカップを1個作るのにかかる費用
マグカップ(定番マグカップ 80×95mm) | 1,089円 |
送料 | 550円 |
合計 | 1,639円 |
※価格確認日2022年3月27日(税込)
ビスタプリント
出典:vistaprint
ビスタプリントは初めてオリジナルマグカップを作る方におすすめです。
デザイン済みのテンプレートが753種類も用意され、
テンプレートを選んで写真をはめ込むだけで、簡単にオリジナルマグカップができます。
※デザインは、北米が本社だけあって上品でシンプルな感じです。
ポイント
印刷範囲は正面のみと全周印刷が選べますが、100円しか違わないので自由度の高い全周印刷をおすすめします。
無料デザインツールは、シンプルですが必要な機能は全て揃っています。
写真編集メニューの出し方がちょっとわかりにくいので注意してください。
ポイント
写真の編集メニューは、写真をダブルタップすると出てきます。
写真サイズが大きすぎて上手く貼り付けできない時は、写真を右クリックして「切り取り/回転」から「自動調整」をしてみてください。
ビスタプリントでマグカップを注文してみました。
外箱は小さな白い段ボールに1個づつ包装されています。
外箱をあけて上から撮影したところです。
とても鮮やかな発色で、写真の仕上がりがとてもキレイ。
ただ、箱が味気ないのでプレゼントに使うなら、
百円ショップなどで資材を購入してラッピングした方がいいですね。
納期はサイトには7日程度と書いてありましたが、
注文してから2日後に届いてビックリ!
印刷機に空きがあれば、早く出荷してくれるようです。
■ビスタプリントでマグカップを1個作るのにかかる費用
マグカップ(全周プリント) | 1,100円 |
送料 | 660円 |
合計 | 1,760円 |
※価格確認日2022年3月27日(税込)
マグカップマーケット
マグカップマーケットは、包装やギフトカードの挿入をしてくれる、ラッピングサービスが特徴です。
マグカップを入れる箱も豊富で、他社では有料の窓付き箱と透明ケースが無料なのがうれしい。
※オプションの手提げ袋も買っておけば、そのまま渡せますよ。
初めての方やデータ作成が不安な方には、
デザインをプロにおまかせできる「オーダーメードコース」がおすすめです。
依頼方法は、手書きイラストや写真をメールで送ってイメージを伝えればOK、
デザイン料も1デザイン当たり2,200円なので気軽に頼めますよ。
オーダーメードコースのポイント
- こちらのイメージをプロデザイナーが形にしてくれる。
- デザインの提案は不可、ラフや写真素材はこちらで準備。
- スキャン画像についているゴミも消去可能。
- RGBカラーの写真を印刷用CMYKカラーにして明るく色調整可能。
- 1デザイン当たり2,200円なので気軽に頼める。
もちろん、自分でデザインすることもできますよ。
無料デザインツールは、動作が軽くレスポンスが良いです。
マグカップマーケットでは色味を確認したい人の為に、
色見本を2,200円(送料別)で販売しています。
商品として販売する方や、写真にこだわりたい方には購入をおすすめします。
マグカップマーケットで実際に注文してみました。
今回は4個マグカップを注文しました。
段ボール箱入りで、回りに緩衝材の紙が入っています。
マグカップをプチプチで梱包してから箱に入れてあるので、
万が一落としてしまった時でも割れにくそうです。
仕上がりはキレイですが、発色は黄色が強いように感じました。
■マグカップマーケットでマグカップを1個作るのにかかる費用
マグカップ(陶器製 82×96mm セルフデザイン) | 1,100円 |
送料(関東) | 680円 |
合計 | 1,780円 |
※価格確認日2022年3月28日(税込)
オリジナルグッズラボ
出典:オリジナルグッズラボ
オリジナルグッズラボは、マグカップを作って販売したい方におすすめのサイトです。
注文数が増えるほど、割引率が上がるドンドン割が特徴で、
30個以上で30%引き、300個以上で50%引きになります。
また、デザインしたオリジナルグッズをORILABOMARKETに登録すれば、
在庫を持つことなくノーリスクで販売可能。
ご自身でイラスト・デザインを作成できるクリエイターさんにおすすめですよ。
オリジナルグッズラボでマグカップを注文してみました。
段ボール箱にビニールの緩衝材が入って届きました。
箱は薄い段ボール製、プレゼント用なら別に箱を用意した方がいいですね。
残念ながら写真の色がくすんで暗く仕上がってしまいました。
オリジナルグッズラボでマグカップを印刷するなら、
RGBデータではなく、明るく色調整した印刷用のCMYKデータを
使った方が良いかもしれません。
■オリジナルグッズラボでマグカップを1個作るのにかかる費用
マグカップ(磁器 82×95mm) | 1,980円 |
送料 | 187円 |
合計 | 2,167円 |
※価格確認日2022年3月28日(税込)
ラクスル
出典:ラクスル
ラクスルは、初めてオリジナルグッズ作成をする方におすすめのサイトです。
ほとんどが選択式で注文できるので、印刷の専門知識は必要なく、
誰でも簡単にオリジナルグッズが作成できます。
無料デザインツールの編集機能はシンプルで使いやすい。
ただし、アップロードできる画像ファイルの形式は、
AI・PNG・PDF形式で、よく使われるJPEG形式は使えません。
事前に画像ファイルをPNG形式に変換しておきましょう。
ポイント
いちばん安い「定番陶器マグ(S)」は一回り小さいサイズなので注意してください。
単価で100円も差が無いので、「定番陶器マグ(M)」の方をおすすめします。
ラクスルでマグカップを注文してみました。
段ボール箱入りで、大きなプチプチで梱包されて届きました。
■左が有料のギフトボックス(白)、右が無料の無地箱です。
有料のギフトボックス(白)を頼んでみました。
無料の白箱とあまり変わらないので、色付きを頼めばよかったかな。
発色も良好で、キレイな仕上がりです。
■ラクスルでマグカップを1個作るのにかかる費用
マグカップ(定番陶器オリジナルマグカップS) | 2,083円 |
送料 | 無料 |
合計 | 2,083円 |
※価格確認日2022年3月28日(税込)
オリジナルマグカップを作る時の注意
マグカップの作成におすすめのサイトを紹介する前に、データ作成で注意したい点を説明します。
マグカップの印刷は、安くはありません。印刷に失敗しないためにも、目を通してくださいね。
解像度の低い写真は使わない
解像度とは、簡単に言うと画像の密度のことで、
解像度が低いと、写真がぼやけたりドットが大きく荒くなります。
よくあるのが、小さな画像を拡大して、解像度を低くしてしまうパターンなので注意してくださいね。
スキャン画像は背景に注意
手書きイラストをスキャンしてマグカップに印刷する時は、背景を加工しましょう。
スキャンしたままのデータだと、背景に残っている色が印刷されるので注意してください。
色味にこだわりたいならCMYKカラーで
私たちが普段テレビやディスプレイで使っているのは、光で色を表すRGBカラーですが、
印刷ではインクを使って色を表すCMYKカラーを使います。
RGBカラーの画像を、そのままCMYKカラーに変換すると暗く、くすんだ感じになります。
マグカップ印刷は紙に印刷するのと比べ、RGBカラーの画像をそのまま印刷しても、
気になるほど暗くなりませんが、色にこだわるなら、色調整したCMYKカラーの画像を準備しましょう。
こちらの画像は同じデータを明るく色調整済みのCMYKカラーと、
RGBカラーのデータをそのまま印刷したサンプルです。
中央の赤いスティックを見ていただきたいのですが、
CMYKカラーの方が赤が鮮やかにはっきり発色されています。
まとめ:オリジナルマグカップが安い!おすすめサイト6選
写真入りオリジナルマグカップ作成おすすめサイト6選は以上になります。
情報は2021年6月25日時点で、個人で調べました。
変更になっている可能性があるので各サイトでご確認ください。