- はがき・ポストカードを安く印刷したい。
- 初心者なので、うまく注文できるか不安。
- 実際に印刷したサンプルが見たい。
- おすすめの印刷会社を教えてほしい。
ネットを使って印刷をする場合、サイト選びはとても重要です。
この記事では、印刷会社に営業マンとして20年務めている筆者が、
はがき・ポストカードを安くきれいに印刷できる、おすすめの印刷会社を比較・紹介しています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
はがき・ポストカードが安い!おすすめの印刷会社
印刷会社名 | ベストプリント | ラクスル | ビットブレーン | 十八番プリントドットコム | いろぷり |
片面モノクロはがき100枚 | 1,270円~ | 1,493円~ | 1,030円~ | 1,063円~ | 2,052円~ |
片面カラーはがき100枚 | 1,280円~ | 1,639円~ | 1,550円~ | 1,360円~ | 2,590円~ |
両面カラーはがき100枚 | 1,660円~ | 2,464円~ | 2,280円~ | 2,076円~ | 3,274円~ |
送料(1ヶ所) | 無料 | 無料 | 260円~ | 330円~ | 無料 |
印刷の質 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
紙の種類 | 27 | 11 | 50 | 2 | 10 |
最短出荷日 | 1営業日後 | 1営業日後 | 当日 | 2営業日以内 | 2営業日後 |
無料編集ソフト | なし | あり | なし | なし | なし |
テンプレート | なし | あり | なし | なし | なし |
Officeデータ入稿 | 可能(変換料別途) | 可能(無料) | 可能(PDFにて無料) | 不可 | 可能(無料) |
※2022年10月6日調べ アートポスト180k用紙、ベストプリント・ラクスル・いろぷりは5営業日出荷。
安さならベストプリントが一番でした。
片面モノクロはがきの印刷料だけならビットブレーンが安いですが、
送料との合計では、ベストプリントに軍配が上がります。
ただし、Office系のデータだと変換料がかかるので、
Adobeのイラストレーター・フォトショップ・インデザインでの入稿が前提です。
次に安いのは、ラクスルとビットブレーン。
ラクスルは、テンプレートを使えば、誰でも簡単に印刷できます。
編集用のソフトを持っていない方や、印刷の注文が不安な方におすすめです。
ビットブレーンは安いだけではなく、出荷までのスピードが速い。
営業日の14時までにデータ入稿すれば、当日出荷され最短で翌日届きます。
できるだけ速く、使いたい方におすすめです。
ベストプリント
ベストプリントは、名刺から大判のポスターまで、
いろいろな印刷物を安く注文できる総合印刷サイトです。
もちろん、はがき・ポストカードも今回調べた中で一番安かったです。
ただし、Adobe系ソフトの印刷用データ入稿が基本なので、
自分で印刷データを作れる方におすすめです。
※オフィス系のデータでも入稿できますが、変換料がかかります。

ベストプリントでは、1データにつき1回まで無料お試し印刷ができます。
印刷の仕上がりを確認したい方は使ってみてくださいね。
ベストプリントではがきを印刷してみました。

■ベストプリントの荷姿
段ボール箱入りで、フィルムでピタッと固定されていました。
あざやかに印刷されていました、パプリカの赤がとてもキレイです。
参考価格
■このはがきを印刷するのにかかった費用
印刷料1,280円 + 送料無料 = 1,280円(税込)
※印刷仕様:片面カラー アートポスト180K用紙 100枚 5営業日出荷
2022年10月6日確認
ラクスル
TVCMでおなじみのラクスルは、安いだけではなく、誰でも簡単に注文できるように工夫されています。
ほとんどが選択式で、用語にも細かい説明がしてあるので、
初めて印刷の注文をする方でも心配ありません。
さらに、豊富なテンプレートが用意され、オンライン編集ソフトも無料で使えます。
何の準備もなくアクセスして、テンプレートを選んで編集すれば、
誰でもプロがデザインしたようなポストカードを印刷できます。

もちろん、ワードやパワーポイントで作ったデータをそのまま印刷可能です。
テンプレートの使い方
デザインテンプレートを利用するには、画面右の「無料デザイン」をクリックしてください。
「テンプレートを選択する」のボタンをクリックして、テンプレートを編集します。
ラクスルではがきを印刷してみました。
段ボール箱に入って、フィルムで梱包してありました。
運送会社はヤマト運輸で、荷物の扱いが良く、トラブルが少ないので安心です。
印刷の仕上がりもきれいで問題ありませんでした。

参考価格
■このはがきを印刷するのにかかった費用
印刷料1,639円 + 送料無料 = 1,639円(税込)
※印刷仕様:片面カラー印刷 アートポスト180K用紙 100枚 5営業日出荷
2022年10月6日確認
ビットブレーン
ビットブレーンは、超高性能プリンターを使った「オンデマンド印刷」に特化しており、
名刺やハガキを安く、しかも早く印刷できます。
特急オプション無しでも、平日16時までの注文で当日出荷できます。
さらに、特急オプションを使えば、締め切り時刻を1時間延長可能です。
大阪市内なら平日14時までの注文で当日納品のオプションもありますよ。
それと、用紙が豊富で、一般用紙から和紙まで50種類から選べます。
紙にこだわりたい方は、ビットブレーンを確認してくださいね。

「オンデマンド印刷」は少ない枚数の印刷物を安く印刷できます。
乾燥の必要もないので、仕上がりが速いのも特徴です。
ビットブレーンではがきを印刷してみました。
段ボール製のはがきケース入り。
印刷もきれいで問題ありません。
参考価格
■このはがきを印刷するのにかかった費用
印刷料1,550円 + 送料260円 = 1,810円(税込)
※印刷仕様:片面カラー印刷 アートポスト180K用紙 100枚
2022年10月6日確認
十八番プリントドットコム
十八番プリントは、名刺・スタンプカード・ハガキ類といった、
小さなサイズの印刷物を激安で印刷できるサイトです。
入稿データの形式や用紙を限定することで、似たような仕様の印刷物をあつめ、
まとめて印刷することで製造コストを下げています。
入稿データはAdobe社のイラストレーター形式のみで、
使える用紙は、ポストカードやDM向けの定番「アートポスト180k」と「マットポスト180k」の2つです。

十八番プリントではがきを印刷してみました。
はがきはクラフト紙で梱包され、封筒に入った状態で届きました。
印刷もきれいに仕上がっており、安いから質が悪いということはありません。
参考価格
■このはがきを印刷するのにかかった費用
印刷料1,360円 + 送料330円 = 1,690円(税込)
※印刷仕様:片面カラー印刷 アートポスト180K用紙 100枚
2022年10月6日確認
いろぷり
「いろぷり」は、仕上がりのきれいな「オフセット印刷」が少部数でも安い。
仕上がりの良さは一目瞭然で、写真の再現性が段違いに優れています。
写真やイラストが主役のポストカードを印刷したい方におすすめです。
それと、穴あけ・ミシン入れ・折加工・パウチ・ラミネート加工など加工オプションが豊富。
ミシンを入れて割引券付きのダイレクトメールなど、アイデア次第で販促ツールの幅が広がります。

オフセット印刷は水と油の反発性を利用した、印刷方法です。
大量印刷向きで品質も良いが、アルミ板などの資材を使うため基本料金が高い。
いろぷりで「はがき」を印刷してみました。
段ボール箱入りで、丁寧に梱包されて届きました。
いろぷりのオフセット印刷は、粒子が細かく写真の再現性が高い。
このはがきも、写真がくっきりはっきり印刷されています。
今回印刷した5社の中で仕上がりがいちばんキレイでした。
参考価格
■このはがきを印刷するのにかかった費用
印刷料2,590円 + 送料無料 = 2,590円(税込)
※印刷仕様:片面オフセット印刷 アートポスト180K用紙 100枚 2営業日出荷
2022年10月6日確認
はがき・ポストカードの印刷によくある質問
ここでは、はがき・ポストカードの印刷でよくある質問を3つ解説します。
はがき・ポストカードに、おすすめの用紙は何ですか?
はがき・ポストカードに、おすすめの用紙は「アートポスト180K」です。
光沢がある厚手の用紙で、発色がよいので写真もきれいに仕上がります。
各社で用紙サンプルを無料配布しているので、時間がある方は取り寄せて確認してくださいね。
印刷から投函まで依頼できますか?
ラクスルで、印刷~投函まで依頼できます。
宛先はエクセル又はCSVファイルをアップロードします。
はがき・ポストカードのサイズは?
はがき・ポストカードのサイズは通常100×148mmです。
最後に
こちらの記事の情報は2022年10月6日時点です。
変更になっている可能性がありますので、各印刷会社にてお確かめください。
誤りがありましたら問い合わせフォームより教えていただければ幸いです。