「ネットを使った名刺印刷は簡単です!」と当サイトで紹介して来ましたが、
はじめてネットの印刷通販を使った方から専門用語が多いし
よくわからなかったというメッセージをいただきました。
そこで、印刷の事を全く知らない印刷初心者の主婦さん「おーちゃん」に
お願いして実際にラクスルで名刺を作ってもらい、
疑問に思ったこと、良くわからない所を教えてもらいました。
この記事は初めてネットの印刷会社で名刺作成に挑戦する方にはもちろんですが、
「おーちゃん」はパソコンを持っていないのでスマホだけで名刺を作っています、
同じようにスマホだけで名刺作成に挑戦したい方の参考にもなると思います。
ぜひ、ご一読していただき名刺作成の参考にしてくださいね。
ラクスルで名刺作成に挑戦してわからなかった事
ラクスルで選べる名刺サイズは通常サイズ・欧米サイズ・小型サイズの3つですが、
たしかに初めて名刺を作る人はどのサイズを選べばいいのか迷いますね。
ラクスルで選べる名刺サイズ | 寸法(mm) | 特徴 |
通常サイズ | 91×55mm | 日本国内で一般的に使われる名刺の標準サイズです。 |
欧米サイズ | 89×51mm | 海外で使われる名刺サイズ、外国人と名刺交換する機会が多いならこちら。 |
小型サイズ | 85×49mm | 小さくてサイズでかわいいイメージの名刺です、女性向けやおしゃれ名刺として。 |
海外サイズの名刺は日本国内では、ほとんど使わないでしょう。
小型名刺もスナックのママさんが使う程度であまり見たこと無いですね。
日本国内で一般的に使う名刺のサイズは「91×55mm」です。
通常は、これを選べば間違いありません。
説明を読んでもどちらが名刺に適しているかわからない。
オンデマンド印刷というのは簡単に言うと超高性能なプリンターの事で、
数の少ない印刷物を安く仕上げることができますが、
仕上がりの綺麗さではオフセット印刷にかないません。
オフセット印刷は同じものを大量に印刷するのに向いている印刷方法で、
オンデマンドに比べると仕上がりもきれいです。
ただし印刷する際に金属製のハンコを作る必要があるので初期費用が高く、
少ない数を印刷する場合だと割高になってしまいます。
ちなみに、ラクスルでは名刺印刷1,000枚以下はオンデマンド印刷、
1,000枚以上はオフセット印刷で印刷されます。
たしかに厚さなのに重さの単位のkgっておかしいですよね。
印刷業界では紙の厚さをカットする前の大きな原紙サイズ1,000枚当たりの重さで表現します、
だけど1,000枚で180kgの紙の厚さっていわれてもピンときませんよね。
簡単にいうと180kgの紙の厚さは「郵便はがき」くらいで、
220kgは郵便はがきよりも少し厚いしっかりした紙です。
名刺のサイズより上下左右ともに3mm以上大きめに背景を設定しておくことを塗り足しと呼びます。
名刺を0.1mmもズレ無しでカットする事はとても難しく、
塗り足し無しだとズレて印刷されていない白い余白ができてしまいます。
塗り足しをするとカット時のズレによる余白ができず、きれいに仕上がります。
背景に色や画像を入れる場合は必ず塗り足しをしましょう!
ラクスルではデータが自動保存されます。
うっかりページを閉じてしまっても編集を再開できるので安心ですよ。
ラクスルでスマホで名刺作成してみました。
注意ポイント
私はパソコンを持っていないので、スマホだけでラクスルで名刺作成してみました。
パソコンで作成するより時間はかかるんでしょうが、
スマホだけあればラクスルで名刺作成できますよ!
ラスクルを利用するには無料の会員登録が必要なので、
事前に済ませておきましょう(5分くらいで終わります)。
まず無料デザインサービスにある名刺用のテンプレートを呼び出します。
今回は淡い色のチェックと桜の柄のデザインを選び、
キャラクターのイラストを写真に入れ替て女性らしい名刺を作ってみますね。
画像をタップすると編集タブが開くので、元からある女の子のイラストを削除して、
代わりにスマホから写真をアップロードします。
自分が持っている画像を使えるので、デザインの自由度はかなり高いです。
編集したいところをタップするとタブが開くので、
「さんぷる」と描かれているのを消去して名前を入力します。
会社名や連絡先も同じように入力していきます、
スマホを使った文字入力に慣れてないとちょっと時間がかかるかも。
テンプレートと文字数が違うためデザインが崩れてしまいましたが、
画面をタップしてドラッグすると位置調整ができました。
名刺のサイズより上下左右ともに3mm以上大きめに背景を設定する
「塗り足し」をすると仕上げカット時のズレによる余白ができず、
きれいに仕上がります。
写真では淡い色なのでわかりづらいかもしれませんが、
内側の線が名刺サイズで外側の線が+3mmの線です。
心配なのでデータに修正が必要なところがないか
目視で確認してくれる「オペレータチェック入稿」というサービスがあったので、利用しました。
翌日、確認済みのメールが送られてきたので
メール内のURLから最終確認用のPDFをダウンロードして、
修正がなければデータを確定しました。
ラクスルから名刺が届きました!
実際に届いた名刺がこちら、封筒入りでプラスチックのケースに入っていました。
自宅のパソコンとプリンターで作った時にありがちな
インクのにじみや端の微妙な余白がなく、
とってもキレイ!!さすがプロの印刷屋さんという所です。
スマホだけでもラクスルで名刺ができました!
この記事が初めてラクスルで名刺を作る人の参考になれば嬉しいです!