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印刷の豆知識

【インク代が半分に!】プリンターのインクを節約する12の方法

  • プリンターのインク代が高いと感じている。
  • まとまった枚数をプリントするのでインクがすぐ無くなってしまう。
  • インク代を節約する方法を探している。
  • インク代でプリンター本体の何倍ものお金を使っている。

お金をかけたくないから自宅のプリンターで印刷しているのに、インク代で損をしている人が多いようです。

この記事では、プリンターのインクを節約する12の方法を紹介しています。

 

僕は、純正インクから互換インクに変えて、インク代が半分になりました。

更に、インク節約ソフトを使ってインク代を1/4まで節約できています。

参考にしてインクを節約すれば、1枚当たりの印刷コストをかなり節減できるはずです。

 

今すぐ簡単にできる方法もありますので、ぜひご一読してお試しください。

 

 互換インクを使う

kingway互換インク

■僕はkingwayというメーカーの互換インクを使っています。

互換インクとはプリンターメーカー以外が、製造発売している純正インクと互換性のあるインクの事です。

価格が純正インクの半額以下なので、純正インクから互換インクに切り替えるだけでインク代が半額以下になります。

 

例えば、僕の使っているインク(品番KAM-6CL)をAmazonで調べると、純正インクだと4,077円ですが、互換インクなら1,780円で半額以下です。

もちろん、僕は互換インクを使ってインク代を節約しています。

品番KAM-6CL純正インク互換インク(kingway製)
価格⇒4,077円1,780円

※価格は2020年7月27日現在

 

しかし、デメリットもあるので解説したいと思います。

 

互換インクのメリット

互換インクは純正インクの半額以下で、インク代を大幅に節約できるのがメリットとなります。

もちろん、印刷品質も純正とほとんど差がありません。

 

互換インクのデメリット

メーカー保証の対象外になる可能性

互換インクを使うとプリンターが故障したときにメーカー保証の期間中でも保証対象外になる可能性があります。

ただし、メーカーによってはインクが原因でプリンター本体が故障した場合に修理代を保証してくれます。

ポイント

互換インクを使うなら本体保証のある、インクナビと、インク革命.comがおすすめです。

 

メーカーによって品質が違う

互換インクは、インク成分がメーカーによって違うので、品質がマチマチです。

購入する前に品質はどうかを、購入者レビューなどで下調べをする事をおすすめします。

僕はkingway製の互換インクを2年以上愛用していますが、今のところ不具合はありません。

 

⇒amazonでkingwayのインクを確認する。

 

 

純正インクと比べて劣化しやすい

それと、純正インクと比べて保存性が劣るのもデメリットです。

思い出の写真など長期保存したい物は、純正インクを使って印刷する事をおすすめします。

※特にエプソンの純正インクは保存性に優れていて、アルバムに保存しておけば200年~300年以上も劣化しません(⇒詳しくはコチラ)。

 

 

プリンターの印刷設定を変更する

プリンター

プリンターの印刷設定を変更するだけで、簡単にインクの節約ができます。

簡単なので、すぐ試してみてくださいね。

 

モノクロで印刷する

プリンターは、4色のインクか6色のインクを組み合わせて、様々な色を表現しています。

カラー印刷の必要のない物は、モノクロで印刷すると、印刷するインク量を削減でき、印刷費を大幅に節約できます。

文章や資料など、印刷品質を求めないものはモノクロで印刷する癖をつけましょう。

 

 

 印刷の質を落とす

エプソンプリンタ 印刷品質の比較

プリンター:エプソンEP-881AW

印刷の質を落とすと、紙面に写る情報量が減り、印刷に使用するインクの量も減ることになります。

つまり、使用するインク量自体が減るので、印刷費を節約できます。

まずは、印刷の質を「きれい」から「標準」に落としてみてください。

ポイント

上の画像は、同じ写真を「標準」と「きれい」で印刷したものです。

見た通り、どちらも印刷品質にほとんど差はありません。

印刷品質の設定は大差がないので、インクの使用量の少ない「標準」で十分です。

 

色補正を明るくする

色補正で印刷内容を明るくすると、印刷の濃度が薄くなり、印刷に使用するインク量が少なくなるので、インク代の節約ができます。

ただし、明るすぎて読めないと印刷する意味が無いので、調整しながら色補正をしてくださいね。

 

▼インクを節約するプリンターの設定を詳しく▼

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 印刷する面積を小さくする

印刷する面積自体が小さくなれば、使用するインクもそれに伴って減ります。

例えば、写真、図形、イラストなどが大きくなりすぎていませんか?

特に大きくする必要がない場合は、なるべく小さくする努力をしましょう。

小さくする時に、紙の端ギリギリまでレイアウトを組まないことや、情報と情報の間に十分なスペースを作るなどすると、小さくしたことによる不自然をなくし、印刷費の削減と見やすい紙面にもなります。

 

 

電源のON/OFFを少なくする

インクジェットプリンターは、ヘッドのノズル部分からインクを吹き出して印刷を行います。

プリンターの電源をONにすると、プリンターはノズルの目詰まりを解消するため、ヘッドクリーニングを行い、少しインクを消費します。

そのため、プリンターの電源のON/OFFを繰り返すと、印刷をしていないのに無駄にインクを消費してしまうので、不要なON/OFFは控えましょう。

 

 

インクの節約ソフトを使う

インクセーバー スクリーンショット

インクの使用量を抑えたいなら、インクの節約ソフトを使ってみるのはいかがでしょうか。

インクの節約ソフトで代表的なのは、メディアナビから発売されているInkSaver (インクセーバー)です。

 

プリンターのインク使用量を最大75%カットしてくれるので、インクを大幅に節約可能です。

また、インク使用量だけではなく、2面割付や両面印刷が簡単に設定できるので、用紙の節約にも一役買ってくれます。

 

▼インクの節約ソフトを詳しく▼

【インクの節約ソフト】インクセーバーを試してみました。

 

 

フォントを変える

文字のフォントを変えると、わずかですが使用するインクを節約できます。

ですがそのわずかでも、年単位になるとかなりの節約になるでしょう。

以下で、具体的なフォントの変え方を解説します。

 

フォントの種類を変える

フォントを細いものにする

使用するフォントの種類を変えることで、使用するインク量を節約できます。

例えば日本語は、「ゴシック体」などの文字幅が太い書体から「明朝体」などの文字幅が狭いフォントに変えることで、印字面積が減り使用するインク量が減ります。

 

サンセリフ体を使う

また、アルファベットはウロコと呼ばれる飾りのある「セリフ体」から、ウロコが無い「サンセリフ体」へ変更することで、ごくわずかですがインクの節約が可能です。

 

 

エコフォントに変える

エコフォント

■この画像はrymanエコフォントで作成しました。

エコフォントというものをご存じでしょうか。

エコフォントは、インクの節約を目的に作られたフォントです。

文字に穴が開いていたり、隙間があったりと、使用するインクが物理的に少なくなるため、印刷費の節約ができます。

ただし、エコフォントを使うと、使用するインクが少なくなる代わりに、文字が読みにくくなるというデメリットはあります。

 

▼日本語のエコフォントです▼

 

 

コンビニのプリンターを利用する

コンビニの外観

コンビニに、常設してあるプリンターの印刷料金は、使用インク量で変動することはありません。

そのため、印刷面積の多い物はコンビニのプリンターを使う方が、印刷費を削減できる可能性があります。

コンビニで印刷する時は、印刷データが入ったUSBメモリをコンビニに持っていき印刷するか、ネットプリントで自宅からコンビニのプリンターにデータを転送して印刷することができます。

 

50枚以上なら印刷通販

コンビニのプリント料金は、A4サイズ片面カラーでだいたい1枚50円なので、50枚以上印刷する場合は印刷通販の方がお得です。

下の表は、コンビニのカラープリントと印刷通販ラクスルで、A4片面カラーのチラシを100枚印刷した場合の比較です。

 

金額にかなり差がありますよね。

しかも、印刷通販の方がクオリティーが高く、データを送ってしまえば自分で印刷する手間が無いので、50枚以上印刷する場合は印刷通販のご利用をおすすめします。

 

金額コンビニのカラープリント印刷通販ラクスル(1営業日出荷)
A4片面カラー 1枚当たり単価50円18.1円
A4片面カラー 100枚印刷した時の金額5,000円1,810円

※2020年7月26現在の価格です。印刷通販ラクスルは50枚で発注できないので100枚比較しております。税金・送料は含んでおりません。

 

 

 

まとめ

プリンターのインク代を節約したいなら、デメリットもありますが互換インクがおすすめです。

それだけで、インク代が半分以下になるので、良かったら試してみてくださいね。

インクを節約する方法は以上になります、おつかれさまでした。

 

  • この記事を書いた人

Aネット広告(朝日 昇)

印刷会社の営業マンとして25年目のベテランです。 オリジナルグッズと印刷物について、わかりやすく解説しています。  詳しいプロフィールはこちら

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