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印刷の豆知識

フリーソフトで作ったデザインデータは印刷会社で対応できる?

「ラベル屋さんで作ったデータを印刷したいんだけど・・・」

「ラベル屋さん」「デザイン満彩」「らくちんプリント」といったフリーソフトで作ったデータをそのまま印刷したい。

こんな風に思う方は多いようで、僕の勤めている印刷会社にも問い合わせが毎月平均して3~5回程度あります。

この記事では印刷会社に良くある問い合わせの「ラベル屋さん」「デザイン満彩」「らくちんプリント」のデータはそのまま印刷会社で印刷できるのか、その時にトラブルは無いのかを解説したいと思います。

 

ラベル屋さん・デザイン満彩・らくちんプリントとは

まず、ラベル屋さん・デザイン満彩・らくちんプリントとはどんなソフトなのかを解説しますね。

3つとも用紙メーカーが自社の用紙やラベルを便利に使ってもらうために無料で提供しているデザイン用のフリーソフトで、ネットでダウンロードして無料で使えます。

文字の移動や拡大縮小や装飾、写真の挿入といったデザイン編集ができるので、デザイン初心者でも名刺やチラシ、ポスターまで作ることができます。

 

ラベル屋さんとは

ラベルや名刺用紙のメーカー「A-ONE」のデザイン用フリーソフト。

名刺出力用紙やラベル用紙はA-ONEを使う方が多いので愛用者も多いソフト。

使ってみるとフリーソフトなのに文字の影つけや飾りが超簡単にできて楽しい!

 

■ラベル屋さんの基本情報

名称ラベル屋さん
内容デザイン・編集ソフト
メーカーa-one
公式ページhttp://www.labelyasan.com/
価格フリー(無料)
ファイル形式lcx  lcxm(保存のみ) pdf(保存のみ)
カラーモードRGBのみ

※PDFファイルとiPad/iPhoneアプリ用のlcxmファイルに保存する事はできますが開くことはできません。

 

デザイン満彩とは

文具のプラス株式会社のデザイン用フリーソフト。

氏名や住所などの項目をEXCELデータから流し込むことができるので、氏名や住所が全て別々な送り先ラベルを一枚づつ印刷する事もできます。

3つの中では、いちばん使い安く、しかも高機能で僕の一押しソフトです。

 

■デザイン満彩の基本情報

名称 デザイン満彩
内容デザイン・編集ソフト
メーカープラス株式会社
公式ページhttp://www.plusprintservice.com/
価格フリー(無料)
保存形式XMLドキュメント PDFファイル(保存のみ)
カラーモードRGBのみ

※PDFファイルは保存のみで開くことはできません。

 

らくちんプリントとは

パソコン用品のELECOM株式会社のデザイン用フリーソフト。

 

■らくちんプリントの基本情報

名称 らくちんプリント
内容デザイン・編集ソフト
メーカーELECOM株式会社
公式ページhttp://www.elecom.co.jp/rakupuri20/
フリー(無料)
保存形式rpファイル PDFファイル(保存のみ)
カラーモードRGBのみ

※PDFファイルは保存のみで開くことはできません。

 

作ったデータはPDF出力すれば印刷できる

ラベル屋さん・デザイン満彩・らくらくプリント、どれも開いて編集できるのは専用ファイルで他のソフトでは開く事もできません。

印刷会社でもソフトをインストールすればファイルを開くことはできますが、印刷用の版を出す機械やオンデマンド印刷機といった印刷会社の設備は専用ファイルのlcxファイル・XMLドキュメント・rpファイルには対応していないので残念ながらそのまま印刷することはできません。

 

では、どうすれば印刷できるのでしょうか?

印刷会社の設備はPDFには対応しているので、PDFファイルに書き出して印刷会社に持ち込めば、そのまま印刷する事ができます。

ただし、作ったデータはRGBカラーですが印刷用のCMYKカラーに変換するとくすんで暗くなってしまいます。

これはRGBよりCMYKの方が表現できる色域が狭く、鮮やかな色は上手に表現できないのが理由です。

印刷会社で色の補正をする事はできますので、必ず明るく補正する事をおすすめします。

補正したら必ず色の確認(色校正)をしてくださいね、人によって明るさの基準はマチマチなので色校正しないとトラブルの原因になります。

 

ラベル屋さんで作ったRGBのPDFをCMYKに変換してみました。

文章だけだと解りづらいので、実際にラベル屋さんで作ったPDF(RGBカラー)をCMYKカラーに変換してみました。

■元データ(RGBカラー)

 

■変換後データ(CMYKカラー)

紺文字が暗い水色になり、赤がくすんで暗くなったのがわかるでしょうか?

それと、写真も鮮やかさが無くなりくすんでしまいましたね。

 

 

RGBカラーに近い色が出せる印刷機もあります

最近ではモニターでしか表現できなかった鮮やかなRGBカラーに近い色が出せる印刷機(ビビッドカラー印刷)も出始めています。

設備をしている印刷会社はまだ少ないですが「印刷通販グラフィック」や「印刷のWAVE]で取り扱っています。

グラフィックではサンプルを無料送付しているので、サンプルを取り寄せて比べてみました。

 

■サンプルをデジカメで撮影してみました↓

本当に鮮やかで明るいです、特にピンクは蛍光色に近いくらい明るく印刷され従来のプリントとは段違いに鮮やかでビックリしました。

料金も通常の印刷料金とたいした変わりませんので、イラストや写真をキレイに印刷したい方は検討する価値がありますよ。詳しく知りたい方は下のボタンをクリックしてください。

 

まとめ:ラベル屋さんのデータは印刷に使えるのか

繰り返しになりますが要点をまとめたいと思います。

ラベル屋さん・デザイン満彩・らくちんプリントのファイルはそのまま印刷できないので、どうしても印刷したい場合はPDFファイルに保存してください。

ただし、作ったPDFはRGBカラーなので、印刷用のCMYKカラーに変換すると暗くなってしまいます。

解決するには印刷会社で明るく色補正してもらいます、そしてトラブルを防ぐ為にも自分の目で色の確認(色校正)をしてください。

 

ネットの印刷通販では色の補正や色校正を取り扱っていない事が多いので、地元の印刷会社やデザイナーさん、又は色の補正もできる印刷通販グラフィックに相談してみてくださいね。

結論ですが、ラベル屋さん。デザイン満彩・らくちんプリントのデータはそのまま印刷できないが、PDFファイルなら印刷できます。但し、そのままだと暗くなるので明るく色補正してください。

 

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